W杯:ブド・バド対決






2006年06月16日(Fri)
W杯:ブド・バド対決


ZIPPO:米国「バド」ワイザー、販売125周年記念ZIPPO(2001年)
バドワイザー本家のチェコ人からは、「ゼロが一つ足りないよ」、とか、「後ろからの数字(521年)が正しい」と、からかわれそうです。

■ワールドカップ:ブド・バド対決
6月12日ニッポン対オーストラリア戦のすぐ後、チェコ対米国戦が行われます。
こちらは、因縁の「ブド・バド」ビール代理戦と言っていいのかな。
 
”Budweiser=「ブド」ワイザー)”は、もともとピルスナービール発祥の地、チェコ(ボヘミア)のドイツ語地名、銘柄です。この地では西暦1250年頃にもうすでにビールが醸造され販売されていたそうな。
そのイメージを銘柄名”Budweiser Lager Bier”(=「バド」ワイザー)にし、1875年に販売したのが、米国アンホイザー・ブッシュ社の創業者で、従って、西暦2000年は、「バド」125周年というわけです。

昔の事とはいえ、明らかな商品名のパクリですんで、パクられた「ブド」側(チェコ・ブドバー社)が怒るのも無理ないのですが、米国でブランド化させたのは「バド」社なので話がややこしい。しかも、米製「バド」は今や巨大ビールメーカーで、コカコーラと並んでW杯オフィシャルスポンサーですしね。
(ちなみに、欧州チャンピオンリーグ戦でCMされるのはオランダの「ハイネケン」です)。

そんなことがあって、日本じゃ、先に商標登録した「バド」が裁判に勝ち(2002年)、逆に、本家の「ブド」”Budweiser”は輸入できなくなって、ラベルをチェコ語の「Budejovicky Budvar」にして輸入販売されている。ところが、ドイツでは、大昔から馴染みの「ブド」なんで、後からやってきた米国「バド」は”Budweiser”と表示できず、”Bud”と名乗っています、というか名乗らされています。

もっとも、ビールのことならドイツも半端でなくウルサい訳で、EU統合の際、これは「国外ビール排除」法だとその厳しい基準に他国があきれかえったというほど、製造方法から材料にいたる細部まで厳格に法規定されていた(元々は、領国内での「まがいもの」、不正な悪徳業者を徹底排除する目的作られたものだったようです)。
  
そんな国なんで、いくら、W杯オフィシャルスポンサー、世界メジャー企業「バド」だ!と言ったって、聞く耳をもつ訳がありません。案の定、公認スポンサーなら当然のはずのスタジアム内独占販売すら実現できていないとのことです。
ところで、どこかに消えしまったCMのバド・ガール同様、「バド」ZIPPOももう作られないようです。
 
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バロックハウス


   




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カレンダ
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